場面緘黙(かんもく)症ってどんな病気?付き合い方は?

「場面緘黙(かんもく)症」を知っているという方はそれほど多くないと思います。

まだまだ世間では知られていない病気なのが現状です。

もしかすると、あなたの近くにも場面緘黙症の子がいるかもしれません。

実は、誰も知らないだけで、この病気を抱えながら暮らしている子がたくさんいます。

場面緘黙症を知らないというだけで、その子を知らず知らずのうちに傷つけいるかもしれません。

そうならないために、場面緘黙症の症状や、場面緘黙症の子とはどのように付き合っていけばいいのかをご紹介します。

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場面緘黙症の症状は?

場面緘黙症は、家庭や親しい人の中では話せるのに

学校や職場といった違う環境に行くと、

周囲の人たちとパタンと話せなくなるというのが主な症状です。

同性の人になら話せるけど、異性の人には全く話せないという人もいます。

症状は本当にさまざまです。

発達障害や吃音(きつおん)などの症状とは全く別物で、決して言語障害でもありません。

場面緘黙症は言葉はしっかり話せるのです。

ただ、いつもと環境が違ったり、親しくない人を相手にすると言葉がまったく出てこなくなります。

だから『おとなしい性格』とか『人見知り』とか『恥ずかしがり屋』なのだと

決めつけられがちになりますが、決してそうではないのです。

場面緘黙症の方が症状がうんと強いのです。

場面緘黙症を知り、理解していないと、その病気を見過ごしてしまい、

誰も手助けをせず、その本人はうつになったり、不登校になったりもします。

社会人であれば、仕事を休みがちになり退職なんてこともありえるでしょう。

私も中学生のときに同じ部活に、場面緘黙症の女の子がいました。

親しい友人とは話せたようですが、やはり私を含め、他の部員とは打ち解けあうことができず、ほとんど話せずに3年間を過ごしました。

その子の口から言葉はほとんど聞いたことがないまま中学生活が終わりました。

しかし、中学卒業後は誰も知らない高校へと進学し、一から人生をスタートさせたと聞きました。

楽しく高校生活を送ったようです。

このように、場面緘黙症は克服することもできる可能性のある病気なのです。

だから、絶対にこの病気をもっている方を偏見の目で見ないようにしましょう。

場面緘黙症の子との付き合い方は?

場面緘黙症の子に接するとき、絶対していけないことは特別扱いすることです。

場面緘黙症の子は、特別扱いされることを望んでいません。

普通に話しかけてあげることが大切です。

また、無理に返答を求めることは恐怖心を抱かせてしまう恐れがありますので、

返答がなくてもそっとしておいてあげてください。

また、会話の流れを止めてはいけません。

誰でもそうだと思いますが、会話が止まってしまうと「何話せばいいのかな?」と焦ってしまいますよね…。

場面緘黙症の方は、そんな思いをさらに強く持っています。

なんでもいいのです。些細なことでもいいので会話を続けてあげてください。

また、場面緘黙症の人は、文字でならやり取りすることができる子も中にはいます。

紙などに書いて問答してもよいか、その子に必ず聞いてからやってみてくださいね。

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まとめ

場面緘黙(かんもく)症の症状や、場面緘黙症の子との付き合い方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

(あの子、もしかして・・・)

(だから喋ってくれないのかな?)

なんて思い当たるようなことがあれば、もしかするとその子は

場面緘黙症かもしれません。

まずは場面緘黙症を正しく理解することが場面緘黙症の子と付き合ううえで一番大切なことです。

知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまうことがないよう

優しい気持ちで接してあげましょう。

それだけで、その子は安心してくれるはずです。

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