正月に熱い戦いが繰り広げられるのが
「箱根駅伝」ですね。
2日間にわたって10名の選手たちが、それぞれの想いを抱いて襷を繋ぐ箱根駅伝。
毎年、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
箱根駅伝に感動させられて、現地へ観戦に駆けつけるという方も中にはいるかもしれません。
全217.1㎞という距離の中で、何が起きるか分からないのが箱根駅伝です。
毎年さまざまなドラマを見せてくれます。
そんな箱根駅伝、今更だけど、”どこが最大の見どころなの?”
”どんなコースを走るの?”
なんて疑問を持っているあなたのために、箱根駅伝のコース別の見どころをご紹介します。
箱根駅伝のコース別 見どころは?往路編
大会全体の流れを作り出す、大事なポジションです。
大手町・読売新聞社前から1区がスタートします。
主に平坦な道が多く、前半に八ッ山橋の上り坂、
後半には、六郷橋の下り坂が駆け引きのポイントになってきます。
長い上り坂が続くので、各校、エースが登場することが多いため、
“花”の2区とも言われています。
観戦するなら2区がおすすめです。
正面に富士山、左側に相模湾を望みます。
箱根駅伝の中で一番の景勝地を走ります。
海からの風が強い向かい風となったとき、
選手達の大きな壁となるので、走力の高い選手を
配置する大学もあります。
大会最短のスピード区間で、比較的コースも平坦なので、
スピードレースが予想されます。
沿道で観戦すると、選手たちの圧倒的な速さに
ビックリ仰天してしまうことでしょう。
言わずと知れた”山の神”こと柏原選手が走っていたコースですね。
箱根湯本駅を過ぎた頃から本格的な登りが始まります。
標高差がなんと!約864mもあり、大会の中では最も過酷なコースと言われています。
箱根駅伝のコース別 見どころは?復路編
最初の4㎞を上ってから一気に下るコースの為、ペース配分が難しいと言われています。
また、早朝の芦ノ湖付近は気温が低いので、選手たちは長袖を着たり、アームウォーマーや
手袋をして走る選手もいます。観戦の際は防寒対策をしっかりして行きましょう!
前半はほぼ平坦で、9㎞過ぎたあたりから小さなアップダウンが続きます。
最終ゴールに向けたポジションが加速してくるため、7区にエース級の選手を
配置する大学も見られます。
残り5㎞にある遊行寺付近の急な上り坂は、選手にとって苦しい戦いとなります。
この登り坂の為に、いかに力を残しておけるかがポイントとなります。
襷を受けて、すぐに下り坂となります。
スピードをコントロールした走りが必要になります。
また、9区の鶴見中継所では、最終走者に襷をつなげられず、
繰り上げスタートになる場面もあるかもしれません。
これも9区の見どころの1つかもしれません。
大会最終区である10区は、間違いなく一番の見どころです。
気温の上昇や、プレッシャーにより、思わぬアクシデントや、
逆転劇が起こるかもしれません。最後の最後まで目が離せません。
まとめ
いかがでしたか?
箱根駅伝のコース別の見どころをお伝えしましたが、
これを知っていると、更に箱根駅伝を楽しめるのではないでしょうか。
箱根駅伝を見て、応援して、一緒に感動を味わいましょう。