注射はいつくになっても怖いですよね。
注射を打たれる前の消毒・・・
チクッとくる瞬間をビクビクしながら待つあの時間・・・
大人でも怖いのに、子供はなおさら怖いですよね。
注射嫌いの子供は、暴れたり 大声を出したりと自分の精一杯の力を使って抵抗しますよね。
その気持ちわかるんだけど、ママとしては周りの目も気になるし、
泣かないで!静かにして!と、とにかく子供を泣き止ませるのに必死です。
子供が落ち着いた状態で、サッと打って帰れるならどんなに楽か・・・。
そんな注射嫌いの子供に悩むママに、我が家のとっておきの克服法をご紹介します。
注射嫌いの子供は待合室で○○を吹き込むべし!
どうにか病院まで無事につれてこれた後、順番を待つ間、
おもちゃで遊んだり、本を読んだりして待ってくれればいいのに、
「帰ろう!「帰ろう!」と泣きじゃくったり、暴れたりと手を付けられない状態のママ
お気持ちお察しします。
注射嫌いの子供に注射をするのって、本当に大変ですよね。
せっかく今から最大の敵(注射)と戦おうとしているのに、
我が子が大声で泣き叫んでいたら、怒ってしまいそうになります。
そういう子は、本当に本当に注射が怖くて怖くてたまらないんです。
まずは、その気持ちを受け止めてあげなきゃいけません。
ギュッと抱きしめて共感してあげましょう。
その時に、あることを吹き込んであげるんです。
注射を仲間のように置き換えて、ニックネームや名前で読んであげます。
例えば、「○○君(△△ちゃん)の体を守ってもらうために、今からワクワク君に
○○君の体に入ってもらうよ。ワクワク君はとっても強いんだよ!
○○君(△△ちゃん)のことをいつも体の中から守ってくれるんだよ!
ワクワク君を○○君(△△ちゃん)の体の中に入れるために、ちょっとだけチクッとするけど、
それはワクワク君が○○君(△△ちゃん)の体の中に「ちゃんと入ったよー」って言ってる合図だから、
チクッとしたら成功なんだよ。」
こんな風に、注射は自分の味方だと信じさせるんです!
ヒーロー好き男の子なら、ワクチンをヒーローに見立てて、
女の子ならお姫様や憧れているキャラクターに見立ててお話してあげると効果的ですよ。
女の子の例では、好きなキャラクターがリトルマーメイドのアリエルだったとします。
「△△ちゃん、アリエルがね魔法のお薬をくれたんだよ。
そのお薬が△△ちゃんの体を守ってくれるように魔法をかけてくれてるんだって。
魔法の薬を△△ちゃんの体の中に入れるために、ちょっとだけチクッとするけど、
それは魔法がちゃんと△△ちゃんにかかったよっていう合図だから、
チクッとしたらアリエルの魔法は成功なんだよ」
っという感じで。
とにかく子供が好きなものにひっかけてお話してあげると少しずつ話に引き込まれて
恐怖心が減っていきます。
まず、これは第1段階、待合室での吹き込み大作戦です。
いよいよ診察室。子供が暴れず注射を打つには?
先程のお話を聞かせてあげているうちに、子供は自分の中で「頑張ろう!」という気持ちが
ちょっとだけ芽生えてくると思います。そんなとき、いよいよ順番が回ってきて看護師さんから
「△△ちゃーん!」と呼ばれたら、一気にその気持ちが崩れて泣き叫ぶことでしょう。
ここからが大切です。
「先生がアリエルから魔法の薬を預かってて、△△ちゃんの体を守ってほしいって頼まれたんだって。
でも、その魔法の薬を入れる秘密の扉が1つしかなくて、△△ちゃんが動くと秘密の扉が開かないんだよ。
先生と看護師さんだけが秘密の扉の場所がわかるの。だから動かないようにしようね。
そして、チクっとなったら呪文を唱えるよ!「アリエル、ありがとう!」って。」
という感じで、先生と看護師さんは味方なんだと信じさせることが大事です。
恐怖の中、いきなり看護師さんに腕や体を押さえつけられ、先生からチクっとされたら、
そりゃー怖いですよ!
でも、先生も看護師さんも自分の味方、アリエルからの使いだとわかれば、
きっと待合室で頑張ろうと思えた気持ちが、蘇ってくるはずです。
診察室に入ると暴れてしまう子には、まず気持ちを共感してあげて
押さえつけられる前に、お話をしてあげましょう。
お話をする余裕がない時は、最終手段です!!
「先生、1番痛くないところに打ってあげるんだって!
○○君が動くと痛いところに刺さっちゃうから、そのままでね。
チクっとしたら口に出して3秒数えてみて。」
これでおとなしく注射を受けてくれると思います。
子供が”えっ?本当!?”と思っている間に注射は終わっていることでしょう。
ご褒美作戦はあり?
「注射頑張ったらご褒美あげるよ!」というご褒美作戦はありか、なしか?
これは絶対ありです!!
嫌なことでも、頑張って乗り越えれば、いいことがある!
ということを存分にわからせるいいチャンスです。
何をご褒美にするかは各々の家庭で違いますが、
本当に死ぬほど注射嫌いの子にはとびっきりのご褒美を用意してあげてもいいと思います。
ちなみにうちの弟のご褒美は100均のおもちゃです(笑)100均で喜んでくれるなんてかわいいでしょ!?
まとめ
注射嫌いの子供が暴れることなく、落ち着いて注射を打ってくれるのは至難の業です。
ママも注射の度にイライラしてしまいますよね。
きっと、そのイヤイヤ、ギャーギャーもあと少しです。
子供が成長するにつれておさまっていきますので、大丈夫ですよ!
注射嫌いのうちのお姉ちゃん、あまりの恐怖と痛さで「先生のばかーーーー!!!」
って大声で泣き叫ぶほどでしたが(笑)、今ではグッとこらえれるようになりました。
今の時期だけだと思ったら、少しは気が楽になるかもしれません。
まずは不安でいっぱいの子供の気持ちを一緒に共感してあげることからやってみて下さい!