笹の葉で包まれた ちまき と 笹団子。
何となく見た目はソックリですよね。
そんなそっくりな ちまき と 笹団子 の違いってご存知ですか?
案外答えられない人が多いんですよね。
はぁ~い!私もその一人でした。
ということで、ちまき と 笹団子 の違いをご紹介します。
ちまきと笹団子の違いは?
子供の日に食べるのが ちまき ですね。
では、笹団子はいつ食べるのでしょう?
笹団子も子供の日(端午の節句)に食べるのですが、今は日常的にも食べられることが多いです。
というのも笹団子は新潟名物として有名で人気のお土産だからです。
ちまき は中国から伝わってきたものですが、笹団子は米どころである越後が発祥と言われています。
どちらも、5月5日に「厄払い」や「邪気払い」の力があると信じられ食べられてきたものです。
その為、こどもの日に ちまき や 笹団子 を食べて「無病息災」と「こどもの成長と無事」を祈っているんです。
子供の日に食べるという点はほぼ同じですが、ちまきと笹団子に違いはあるのでしょうか。
決定的な違いは
・ 団子の色
・ 団子の中身
・ 団子の形
です。
ちまきは、シンプルな白い団子で、中身は何も入っていませんね。
そして、円すいのような形をしています。
一方、笹団子はヨモギの緑色の団子で、中には餡子が入っています。
そして、キャンディーのような形をしています。
見た目も味も違うんです。
それだけではなく、実は食べ方にも違いがあります。
ちまきは、笹の葉をきれいに剥いてから食べますが、
笹団子は両端をいぐさで縛ってありますが、その片方のいぐさのみを外してバナナの皮を剥くように笹の葉を剥きます。
そうすると手を汚さず食べれるからです。
ちまきと笹団子の日持ちと保存方法
ちまきも笹団子も夏場は5日くらい、冬場は7日くらい日持ちします。
夏場は冷蔵庫で、冬場は常温で保存でも大丈夫です。
ちまきも笹団子も時間がたつと団子が硬くなってしまいますよね。
そんな時は、一つ一つを個別にラップに包んでからジップロック等のビニール袋や、しっかり閉まるタッパーに入れて冷凍庫で保管しましょう。
およそ1カ月は味もそのままで美味しく食べれます。
冷凍庫から出して食べるときは、蒸し器で15分ほど蒸すと、笹の香りが復活しておいしさそのままに食べれます。
わざわざ蒸し器を使わなくても、電子レンジでもOKです。
電子レンジで温める場合は、笹を水でぬらしてからラップをかけて温めるようにしてください。
まとめ
ちまきと笹団子の違いについてご紹介しましたがいかがでしたか?
違いがわかるとモヤモヤが晴れてスッキリしますよね。